※当方素人につき、商品の説明は、前出品者様の説明文を転用させて頂きます。終活の為、次の方にお任せしたく、出品します。

平安城武蔵住正俊は法城寺派の刀工と目され、二代以降の平安城正俊の武蔵打ち等の刀も現存すると言われています。本作の地鉄は地景美しい柾目肌に匂縁がくっきり現れ、表裏の焼きが見事に揃う様は村正刃紋と称され出来の良さを感じさせます。湾れに互の目刃紋は砂流しが盛んに表れ金筋が働き、帽子は盛んに掃きかけ焼幅たっぷりに小丸に返る法城寺派の作域顕著な見応えある真面目な一口となっております。
なお、本作には時代優品の鮫研ぎ出し鞘が付属しており、鮫肌は親粒をふんだんに使い、色味及び濃淡のバランスを含め見事な造りとなっております。小傷や粒落ちも見当たらず、非常に良い
【種別】脇差
【刀長】５２．３ｃｍ
【反り】０．５ｃｍ
【目くぎ穴】１個
【銘文（表）】平安城武蔵住正俊
【銘文（裏）】
【元幅】２．７２ｃｍ
【元重】０．６３ｃｍ
【先幅】２．０９ｃｍ（帽子直ぐ下）
【先重】０．５５ｃｍ（帽子直ぐ下）
【剣形】鎬造り中切先に結ぶ
【鍛肌】柾目 刃紋は湾れに互の目
【帽子】掃きかけ小丸に返る
【茎】茎尻は変り山形 鑢目は勝手下り
【刀身重さ】４６０ｇ
【拵え】良拵え 縁頭は編み込みに貝をあしらい金細工あり、目貫は草花に金細工、柄前は鮫皮、柄巻は傷みがあるので巻き直される方が良いかと思います。（現状補修跡あり。柄と茎の間にガタが有ります）鍔は葉紋の透かし細工、鞘は見事な鮫研ぎ出し鞘で非常に良い刀身を柄前に収めた状態で鍔にガタつきがあるため、厚紙と楊枝を鍔の茎穴に入れてガタつきを抑えています。